先月の「マッドマックス」につづき・・
またしてもシネコンの”満タン”スタンプカードで映画鑑賞。
今回はターミネーターです。
ひとつ思い出したのが・・
記念すべき(?)第1作の「ターミネーター」を
当時高校生だった僕は映画館で観ていたこと。
その後の続編もソフトレンタルや、テレビ放映でチェックしてきましたが
初見から約30年!という月日の長さはなかなか重いです。
「シュワちゃん、老けたな~(笑)。」
とか言いながら・・ああ・・俺もじゃん・・って。辛いわ~(涙)。
本編のストーリー序盤も
前作「1」、「2」の設定から展開するので、
”あの時観たビジョン”が記憶の奥底から引っ張り出される感覚も堪らない
(例のテーマソングもいい!!)
前作で描かれなかった場面とかも補完されてたりして・・
オールドファンにはうれしいサービスがてんこ盛りでしたね。
ただ、話が進むにつれてなんとなく想像していた方向がズレてきて(汗)
ああ・・これ「リメイク」じゃなかった!?って思い知らされた。
そしてタイムパラドックスやら、パラレルワールドやらがややっこしく絡んで
話の辻褄が合っているのかどうかもよく分らないまま話は進み・・
「いくらなんでもそりゃ都合良すぎじゃ・・」
という突っ込みどころも散見されたり・・
派手なアクションも多くて楽しめますが
若い頃の 「CG シュワちゃん」の出来栄えが凄過ぎて
これ、もしかして全編ほぼ”作り物”なんじゃないか?
と思っちゃうと、どうしてもドキドキ感が半減してしまうんだよな~。
「実写」じゃなくてもじゅうぶん「すごい映像体験」なんだろうけど・・ね。
ただ・・
この作品に限って言えることは
”枯れかけたシュワルツネッガー”が「ターミネーター」をやるということが
ストーリーにぴたっとはまっていて、それだけでも観た甲斐はあったかも。
引退して?政治家やって・・
需要もないのに?性懲りもなくまた映画界に戻ってきたあげく
かつての売れ筋コンテンツに無理やりまた頼っちゃうなんて・・
なんかダッセ~な~?
と、勝手に思い込んでいたけど・・必然性のあるキャスティングでしたね。
完全なる誤解でした(すみません)。
まあ、続編(製作される予定はあるはず)となると
当然今作以上にハードルは上がると思いますが
頑張っていいものを世に送り出してほしいですね。
「アメリカでは低評価」という噂も聞いたので、
企画倒れにならないか心配です・・。