1999年、ロンドンにて ②

 ロンドン昔話もネタギレ・・もうそろそろ終わりです。

旅行の序盤、サッカー観戦で痛い出費があったものの(約〇万円・・)

その後の数日間をとにかく切り詰め、

場合によってはツアーメンバーにおごってもらい、

綱渡りのやりくりの結果、

残り日数分の旅の資金、関空からの帰りの交通費をなんとか確保、

とりあえず一安心。

それから・・

日程の最後のほうで

世話人さんの知り合いの美容室に見学に行くことになりました。

途中、せっかくだから・・という理由で

バッキンガム宮殿に立ち寄り、

ちょっとだけ見物&休憩の為の自由時間をとったのですが・・

「Excuse me.」

たまたま(?)僕がひとりになったとき

英国紳士(風)の男性が声をかけてきまして・・

「学生さんですか?留学ですか?」

「どこから来たのですか?あ~、日本ですか!」

「へ~美容師さんですか、へ~。」

なんて、簡単な英語のラリーを交わした後・・

「写真を撮ってあげますよ!」

(え!?なにそれ・・?)

・・って流れになって・・

こっちが動揺しているのにお構いなしで

数枚の写真を、カシャ!カシャ!と・・。

(なんでこの人、日本人旅行者の写真なんか撮るのかな・・?)

と思っていると、なにかを説明しながら紙を僕に差出します。

よく見ると、住所と名前を記入するような用紙になっていて

どうやら・・

「郵送してやるから、ここに記入しなさい。」

と言っているみたい。

(え~~なにそれ・・。)

なんだか怪しいし、恐いしで、抵抗するものの、

うまく喋れなくて結局、記入・・(アホ?)。

すると、またなにか説明しながら・・

「はい、じゃあ〇〇〇ポンドになりますので!」

と、きやがった!

こっちは所持金カツカツで、ここまで相当無理をして出費を抑えてきたのに

なんでこんな所で訳の分からないお金を払わなくちゃいけないのか?

頼んだ覚えもないのに(たぶん・・)!

で、払え!払わない!の押し問答をしていると・・

「お~い、出発するってよ~!」

遠くからツアー仲間の呼ぶ声が・・

「友達が呼んでるからもう行かないと!!」

「いや、とにかく払ってもらわないと!(・・みたいな)」

で、結局・・

お札を一枚だけ渡して

「これだけしかないから!じゃ!!」

と言って、その場から無理やり立ち去りました。

仲間の待つクルマに乗り込み

「なにやってたんですか?」

と聞かれ、事の顛末を話すと・・

「ああ・・それ詐欺だわ・・。」

「・・・やっぱり・・?」

「間違いないね・・。」

移動の車内が、僕への憐れみでおも~い空気になるのを感じながら

脳内で節約のプランをまたシュミレーション・・(涙)。

それでもなんとか命からがら(大袈裟・・?)旅の日程を終了し

自宅に戻ってきて数週間後・・

一通のエアメールが届きまして・・

「!!」

中身は

僕がガッキンガム宮殿をバックに

めちゃくちゃ不機嫌そうな顔で映っている

あのときの数枚の写真でした。

「送ってきやがった・・(苦笑)」

詐欺とはいえない・・・かもしれませんが

あそこで僕が払ったのはたしか20ポンド・・

当時のレートで4000円ぐらい・・

う~ん・・

対価としては妥当・・?微妙・・?

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