先月の夏期休暇中のこと・・奥浜名湖エリアをさまよってます(笑)。
龍潭寺を後にして
天白磐座遺跡をスルーして(恥)
次に向かったのが・・
「奥山方広寺」
ここは、井伊家に仕えた分家筋の家臣「奥山家」のゆかりのお寺。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」の、設定上の人物相関図においても
奥山家と井伊家は、関係が深く、「重要な脇役」として何人かの人物が登場します。
ここに行こうと思ったのは、ドラマの「追体験」をしようとしたのはもちろんですが
(龍潭寺からのアクセスもいいし・・)
他にも僕の、個人的な思いつきがありまして・・。
大河ドラマは、本篇放送後、物語に関わった人物、その地域の史跡・旧跡などを
紹介するコーナーがちょっとあって、この方広寺も取り上げられたことがありました。
その時に・・
「あれっ?・・ここ知ってるような気がする・・」
という、遠い昔の記憶がぼんやり蘇ってくる感覚があったのです。
「もしかして、おくやまって・・?おくやまはんそうぼう・・のことかな?」
実は・・(多分ですけど・・)
この場所、一般的には「方広寺」という名称の方が通りがいいのかもしれませんが
「奥山半僧坊」という呼称もあって、そっちの方がシックリくる人もいるのです。
僕のように。
方広寺は、臨済宗方広寺派の大本山なのですが
半僧坊と言うのは、正式には奥山半僧坊大権現と言う「神様」のことらしく
この半僧坊と言う神社が、奥山方広寺の守り神のような形になっており
方広寺の西側に半僧坊の建物が隣接しているようです。
見学コースでは、方広寺と半僧坊は渡り廊下で繋がっており
奥山半僧坊でのお祈りなどは臨済宗の方式になっていて
明治の神仏分離以前の混合された状態が残っているんだとか・・。
つまり同じ場所に神社とお寺、ダブルネーム(?)の宗教施設なのです。
すべて後からググって分かったことで、当時はまったくもって知りませんでした(苦笑)。
たまたま、「おくやまはんそうぼう」というワードの方だけが不思議と子供の頃に刷り込まれ
なんだか懐かしく、せっかくだからちょっと寄っておきたいなと、思ったわけ。
ただあまりに昔のことなので・・
「知っている所」と感じたけれど・・もしかするとただの記憶違い・・の可能性もあるな~(汗)
と思いながらクルマを走らせて
目的地到着。
すると・・
この山の麓にあるレトロな看板が視界に入って
「ああ・・やっぱり知ってるし、来たこともあるな!ここ!!」
と実感することができました(喜)。
長くなったのでつづく・・