JR三河安城駅から徒歩10分ちょっと、美容室ミーティアの店主です。
最近、店舗内装の話で
室内引き戸と無垢板フローリングの(不具合・・)話を投稿させてもらいましたw
ついでにもう一ネタ。
店舗併設住宅の建築というのは・・
①住宅部分は住宅メーカーが先に建築し、後に店舗部分を専門の内装業者が手掛ける。
②「店舗併設住宅」を建築できるビルダーにすべてをおまかせする。
③住宅メーカーに、ついでに店舗部分も作ってもらう。
④店舗メーカーに、ついでに住宅部分も作ってもらう。
⑤デザイン力のある設計事務所に全体をプロデュースしてもらう。
・・というのが、だいたいの方法かなと。
①のパターンはわりと多そう・・
それぞれの業者が慣れている部分を請け負うので安心。
レベルの高いオーダーにも、経験上しっかり対応してくれそうなイメージがあります。
逆に、③④だと、慣れていない部分を上手くヤレるのか?ちょっと不安・・。
②はトータルで任せられるのは強みでしょうね。
ただ、手広くやってる大手メジャービルダーを除くと
「ソレが売りの業者」の絶対数は少ない気がします。なんとなく。
⑤は・・何かとハードルが高そうなイメージ・・w
「ハードルが高い」という意味では
①も費用が抑えづらいことと、工期の長さ(同時進行の作業が難しい)がネックになるかも?
で、ミーティアの場合はと言うと・・
一応、③・・。
「美容所」の場合、管轄する保健所が示す施設基準をクリアしなければならないのですが
「その(法令的な)情報を漏れなく提供してくれれば建築は可能です!」
・・と、事案がスタートした頃から頑張って下さった担当の営業サンに説得され(?)
その地元ハウスメーカーに一任することになったのです。
(あと「費用」と「時間」のメリットも大きかったので。)
ところが・・
まあ、コトはそんなに順調には運ばなくてですね・・w
若くてセンスがある(と紹介された・・)設計士サンの
やや住宅建築寄りの?手堅くて合理的な提案と
僕らの、「こんな雰囲気のお店にしたい」という要望の
ギャップが大きくて・・結構揉めたんだよね・・(汗)
その結果・・?
主体工事は予定通りハウスメーカーを中心に担当してもらいましたが
美容室向けの特殊家具類の設計・施工では
付き合いのあった専門の店舗デザイナーさんに参入してもらうことになりました。
それで・・
その店舗デザイナーさんに
家具作りから室内空間を「美容室にする」ためのアイデアを積極的に”提案”してもらい
それを関連業者で共有しながら計画は進められました。
(上記の保健所案件もノウハウを持っているから余裕でクリア♪)
ハウスメーカーの現場監督さんが意外と?柔軟な考えの人だったことも良かった。
店舗デザイナーさんとの連携もわりと問題なかったですね。
(もっとギクシャクするかと思ってましたが、そこはプロ同士のあ・うんの呼吸ですかね?)
やがて「家作り」も、「店作り」も、次第に整ってきて
僕らの要望も現実的に折り合うレベルに・・。
「いい建物(住宅・店舗)を作りたい」という双方の思いに違いはなく
事実、設計士サンの冷静な助言はほぼ「正解」だったと、今では分かるんだけどね。
でも、こだわりを通さなかったら?
今のミーティアの「形」にはならなかったとも思うわけで・・。
関わった人、みんなの頑張りに感謝♪
結果オーライ・・だったんじゃないかな・・ホントに・・w