予防接種の為に
ハリーをちょっと遠くのクリニックまで連れて行った時の話。
無事に済み、帰る途中で
「小ぶりなメモ帳」が必要だったことを思い出して、書店に寄ることにした。
クルマを駐車場に停めると、ハリーが・・
「あっ・・本屋さんに寄るんならオレも行くわ・・」
と言うので、二人でお店に入った。
僕の目的のモノはすぐに見つかり、ハリーを探すと
筆記具の売り場でうろうろしている。
「なにか探しているのか?」
「うん・・ちょっとね・・」
「なにを?」
「シャーペン。」
「シャーペン?たくさん売ってるじゃん?」
「うん・・でもオレが欲しいのが見当たらなくって・・」
・・と言っていたけど、それからほどなくして見つけられたらしく
「良かった~♪探してたんだよね~、コレ♪」
「ふ~ん、良かったな・・。」
すると・・
「後でお金払うから、立て替えてもらっていい?」
とハリー。
彼の場合・・というかウチの場合
こういう出費は月のお小遣いの中でやり繰りさせているので
そう申し出たのだろうけど・・
「ああ・・まあ、いいよ。今日はお父さんが出すから・・」
と、この時は彼の申し出をさえぎった。
シャーペンぐらいのモノなら、そう高くはないだろうし
たまにはルールを変えて、「サービス」してやろう♪
「ところでコレって、いくらぐらいするの?」
と聞いたら、なんと・・
「1000円ぐらいかな。」
と言われた・・(汗)
ハッ!? 1000円!?お前、シャーペンに1000円も出すのか・・!
「なんか評判イイみたいだし、コレに興味もあったんで・・」
イヤイヤ・・シャーペンなんて・・どれもそんなに違わねーだろ?
と内心思ったけど、ハリーは買う気マンマンだったので結局そのままお会計。
しかし・・それって”ふつう”のことかね?
「なんでも”製図用”のシャーペンで、書きやすいらしいよ。」
お前、別に設計士じゃないし、図面とか引かないじゃん!
「でも算数じゃ、”図形”の問題とかもあるしね!」
図形って・・(笑)
まあ・・いいか・・
男は、時として無駄にハイスペックなものに憧れることがあるからな~
これがその問題の・・・
グラフギア1000(ぺんてる)です!
難問がすらすら解ける・・といいのですが(笑)。
結局・・
思いのほか単価が高かったので
やっぱり代金はあとでハリー君から頂きました・・(恥)。