みーあが亡くなって、もう3週間・・まだ3週間・・?ですが
彼がいてもいなくても
我々の暮らしはなんだか慌ただしくて
冷たいようだけど何かしているときはあまり彼を思い出すことはありません。
でも時々・・
色の濃い衣類が”くしゃって”丸まっているのが視野の片隅に入ったり
コタツに入る時に布の感触が足先に触れたりすると・・
「・・・!!」
ものすごくびっくりしてしまう。
頭の中で理屈をこねる前に、
「ああ!みーあ、いるじゃん!!」
って反射的に思ってるみたいですね・・。
亡くなる直前・・
例によって、猫の病気のことをネットで調べていた時
「多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)」
という病気の記述にヒットしました(クリック) 。
一昨年の秋
みーあの初期の診断で、先生が「腎不全」の見立てをした時に・・
「腎臓のサイズが通常よりも大きい」
「この若さでこの病気を発症するとしたら先天性」
「(触診した感じで・・)腎臓の表面がぼこぼこしてる」
というようなことを言っていたのを思い出しました。
主治医の先生に確認はしておりませんが(それどころじゃなかったので)
サイトの記述と符合することが多く、
これまでいろいろな病気の可能性を聞いてきましたが
「多分コレ(に起因する腎不全)だったんじゃないか?」と・・。
そこに書かれているように
「1000分の1の確率の遺伝病」だったとしたら・・
ずいぶんと過酷な運命を背負って生まれてきた子だったのだなと
あらためて不憫に思ったり・・
そして・・
これは過分に僕の勝手な想像を含みますが・・
みーあは母猫に育児放棄された可能性があります。
もしかしたら「この病気」が原因だったのかもしれません・・
母猫が育児放棄をするケースとは
まず、一番に「子猫が弱くて、このまま育てることが難しい」という場合。
母猫が育児放棄をしたと思われる子猫を調べてみると、
先天的な病気が発見されることも多いです。
また、生まれつき体が弱くて育たないというケースも。
野良猫の場合、とても厳しい環境で育児をすることになります。
そうすると、弱い子に手をかけて育てるわけにはいきません。
そうやって一匹にかまっているうちに、
他の子猫になにかあるかもしれないからです。
母猫は育児中も自分でえさをとりにいかなければなりませんし、
子猫を隠すために何度か居場所を変えます。
そのことを考えると、一匹に力をそそぐことはできませんので
「ついてこれない子は見捨てるしかない」ということになります。
(ペット保険ナビより抜粋)
だとしたら・・
本来、みーあは「生きていく資格のない命」だったのかもしれない。
初めて出会った夜も・・
彼は一人はぐれて(?)猫ヘルペスで死にかけていました。
そしてハリーの優しい思いつきによって、我が家に迎えられることになり
みーあの運命は劇的に変わったのだと思います・・。
ハリーはみーあの「命を絶つ」ことに最終的に合意はしてくれましたが
それは彼にも辛くて悲しい経験を刻みつけることになりました、おそらく。
けれども
みーあに4年半の「命の時間」を与えたのもハリーの優しさです。
たとえそれが神様に逆らう行為だったとしても・・
少なくとも
そのことは「虹の橋のむこうで」みーあは感謝しているんじゃないかな・・。
みーあとお別れ 2
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